白馬グリーンシーズン2026/08/1019閲覧
夏の白馬旅行ガイド|雪のない季節、白馬には何がある?
雪の季節が終わると、白馬はまた違う表情を見せてくれます。 湖で遊び、山を歩き、花を眺め、カフェでひと休みする。青木湖、木崎湖、八方池、白馬五竜高山植物園、白馬岩岳、パラグライダーなど、夏の白馬で自然とゆっくり過ごすためのガイドです。
白馬は、スキーだけの場所ではありません。
雪のない季節には、山や湖、風、そして自然と一緒に過ごす時間があります。
冬の白馬と聞くと、多くの人はスキーを思い浮かべるかもしれません。
けれど雪の季節が終わると、山の輪郭がふたたび見えはじめ、湖の水は澄み、森や草原を風が通り抜けます。
白馬は、冬とはまた違う表情を見せてくれます。
夏の白馬は、ただの「雪のない白馬」ではありません。
山を眺めたり、水辺で遊んだり、歩いたり、コーヒーを飲んだり、自転車に乗ったり。あるいは何もしないで、ただゆっくり自然の中にいるだけでもいい場所です。
冬の白馬がスキーの季節だとしたら、夏の白馬は、山と、湖と、自然とともに過ごす季節です。
この記事では、私たちが夏の白馬でぜひ体験してほしいと思うことをいくつかご紹介します。青木湖でのサップ、木崎湖でのウォータースポーツ、八方池トレッキング、白馬五竜高山植物園、白馬岩岳の山景カフェ、そしてパラグライダーまで。雪のない季節にも、白馬の美しさはたくさんあります。
1|青木湖:湖畔散歩、カフェ、SUP(サップ)

青木湖は、夏の白馬周辺で半日ほど過ごすのにぴったりの場所です。
白馬村の中心部にあるわけではありませんが、白馬から車で行きやすい距離にあります。夏には湖畔を散歩したり、サップやカヌーを楽しんだり、ただ湖のそばに座って、山の輪郭が水面に映るのを眺めたりすることができます。
青木湖は、木崎湖とは少し雰囲気が違います。
エンジン付きの船が入れないため、湖面は比較的静かです。サップやカヤック、カヌーのような、ゆっくり楽しむアクティビティに向いています。
天気のよい日は、サップやカヌーを借りて、ゆっくり湖の真ん中まで進んでみるのもおすすめです。
エンジン音はなく、聞こえるのはパドルが水に触れる音、風の音、そして遠くに見える山の線だけ。夏の白馬らしい、静かな時間です。
近年は、青木湖周辺で湖畔サウナを楽しめる場所もあります。サウナで体を温めたあと、冷たい湖の水に入ると、山の夏ならではの涼しさを感じられます。ただし、サウナ、サップ、カフェの営業時間は季節や天候によって変わるため、訪れる前に最新情報を確認しておくのがおすすめです。
私たちが特におすすめしたいのが、青木湖のそばにある ao LAKESIDE CAFE です。
湖を眺めながらコーヒーや軽食を楽しめる場所で、夏の白馬の一日を静かに始めるのにぴったりです。
青木湖は透明度が高い湖としても知られています。天気のよい日には、北アルプスが湖面に映る景色を見ることができます。
2|木崎湖:夏の水上アクティビティ

青木湖が静かに湖を眺める場所だとしたら、木崎湖はウォータースポーツを楽しみたい人におすすめの場所です。
木崎湖は大町市にあり、白馬から車で約30分。夏の白馬旅行にも組み込みやすいスポットです。
ここでは、ウェイクボード、ウェイクサーフィン、バナナボート、サップ、カヌーなどを楽しむことができます。青木湖に比べると、よりアクティビティらしい雰囲気があります。
ここで私たちが個人的におすすめしたいのが、白馬エリアを拠点に、台湾出身のAFUさんとHANAさんが運営している Hakuba Alps Surf です。
白馬の山々に囲まれた環境でウェイクボードやウェイクサーフィンを体験したい方には、とてもおすすめの夏のアクティビティです。
AFUさんとHANAさんは白馬で長く活動されており、ボートの運転だけでなく、初めての方にもわかりやすく丁寧にレクチャーしてくれます。中国語、英語、日本語で対応できるため、海外からの旅行者にも安心です。
ウェイクサーフィンやウェイクボードが初めての方でも、まず陸上で安全説明と基本的なレッスンを受けてから船に乗る流れなので、安心して体験できます。
Hakuba Alps Surf の2026年夏季営業期間は、6月15日から9月15日までです。
予定を立てる際は、事前に公式インスタグラムで予約・確認することをおすすめします。
木崎湖の魅力は、山に囲まれた湖の上で思いきり遊べること。
水しぶきが上がり、船が向きを変え、体が水面に立ち上がる瞬間は、冬に雪の上を滑る感覚とはまったく違います。それでも、白馬の夏だからこそ味わえる体験です。
3|八方池トレッキング:夏の白馬を代表する山景色

八方池は、夏の白馬を代表する景色のひとつです。
「これぞ白馬」という山景色を見たいなら、八方池は一度訪れてほしい場所です。
ゴンドラとリフトを乗り継いで八方池山荘付近まで上がり、そこから八方尾根自然研究路を歩いていくと、日本北アルプスの景色を楽しみながら進むことができます。
天気のよい日には、八方池の水面に白馬三山が映り込みます。夏の白馬を象徴する、とても美しい風景です。白馬村でも、八方尾根自然研究路と八方池トレッキングは、グリーンシーズンを代表する楽しみ方のひとつとして紹介されています。
ただし、八方池は「リフトを降りたらすぐ到着」という場所ではありません。
白馬八方尾根の公式情報によると、八方池山荘から八方池までは上り約90分、下り約60分、往復で約2時間半が目安です。
道には石が多い場所や歩きにくい場所もあるため、歩きやすい靴と動きやすい服装で出かけるのがおすすめです。
また、山の天気は変わりやすいもの。
麓が晴れていても、上では霧が出たり、雨が降ったり、気温が下がったりすることがあります。薄手の上着、雨具、飲み物を用意して、時間にも少し余裕を持って出かけると安心です。
4|白馬五竜高山植物園:山の上で花と北アルプスを楽しむ

白馬五竜は、冬だけのスキー場ではありません。
夏になると、白馬五竜高山植物園は、高山植物と北アルプスの景色を楽しめる場所になります。標高1,515mの白馬五竜アルプス平に位置し、日本でも代表的な高山植物園のひとつです。
白馬村の公式情報によると、6月から10月にかけて、300種以上、約200万株の花々を見ることができます。高山植物やヒマラヤの青いケシなど、季節ごとに違った花を楽しめるのも魅力です。
白馬五竜のゴンドラに乗って山の上へ行くと、植物園エリアに入ることができます。
八方池に比べると、五竜高山植物園の時間はもっとゆっくりしています。自然や花が好きな方、山景色を見たいけれど本格的なトレッキングまではしたくない方におすすめです。
夏の五竜には、静かな魅力があります。
冬はスキー場だった場所が、夏には花、風、山景色、そして散歩の場所に変わります。同じ山でも、季節が変わるとまったく違う表情を見せてくれます。
Paw Pow Zone は白馬五竜エリアにあり、夏の白馬旅行の拠点としても過ごしやすい場所です。
ここからは、白馬五竜高山植物園はもちろん、青木湖、木崎湖、岩岳、八方などの夏のスポットへも出かけやすいです。
午前中は山の上で花を眺め、午後はキャビンに戻ってひと休み。夜はゆっくり食事を作る。そんなふうに、一日の流れを自分たちのペースで楽しむことができます。
5|白馬岩岳:山景カフェ、展望スポット、マウンテンバイク(MTB)

岩岳は、夏の白馬で「山岳リゾートらしさ」を感じやすい場所です。
白馬岩岳マウンテンリゾートは、グリーンシーズンにも人気があります。白馬三山を望む展望スポットがいくつもあり、白馬マウンテンハーバー、山景カフェ、屋外アクティビティ、岩岳マウンテンバイクパークなどがあります。
気軽に山景色を楽しみたい方には、岩岳がおすすめです。
ゴンドラで山の上へ上がれば、八方池のように長く歩かなくても、開けた北アルプスの景色を楽しめます。カフェで山を眺めたり、写真を撮ったり、散歩したりするだけでも、夏の白馬らしい過ごし方になります。
カフェだけでなく、岩岳ではさまざまなアクティビティも楽しめます。
もっとアクティブに過ごしたい方は、マウンテンバイクを体験するのもおすすめです。岩岳マウンテンバイクパークには、ダウンヒルコースやクロスカントリーコースなどがあり、日本でも代表的なマウンテンバイクフィールドのひとつとして知られています。
八方池がトレッキングの印象に近い場所だとしたら、岩岳は山景色、カフェ、写真、屋外アクティビティがひとつに集まった夏のリゾートエリアのような場所です。
同行者の中に「活動したい人」と「カフェで山を眺めたい人」がいても、一緒に過ごしやすい場所です。
6|パラグライダー:空から白馬の山と村を眺める

白馬をいつもとは違う角度から見たいなら、パラグライダーはとても記憶に残る夏の体験になります。
冬は、私たちはゲレンデから山を眺めます。
でも夏のパラグライダーでは、白馬の山、田園、村、川、そしてスキー場の地形を空から見ることができます。それは、まったく違う白馬の景色です。
白馬エリアには、白馬パラトピア五竜パラグライダースクールや、スカイブルー八方尾根パラグライダースクールなど、二人乗りフライトを体験できるスクールがあります。
機会があれば、ぜひ自分の目で、空から白馬の村を見渡してみてください。
ただし、パラグライダーは天候、風向き、風速の影響を受けやすいアクティビティです。
予約をしていても、当日の条件によっては延期や中止になることがあります。旅行の最後に詰め込まず、少し余裕を持った日程で考えておくと安心です。
まとめ|夏の白馬には、夏の美しさがある
夏の白馬には雪がありません。
でも、それは何かが足りないということでもありません。
山はそこにあり、湖もそこにあり、風もそこにあります。
ただ、旅のリズムが少し変わるだけです。雪を追い、滑り、移動する時間から、歩いたり、湖で遊んだり、コーヒーを飲んだり、山の中でゆっくり過ごす時間へと変わっていきます。
冬の白馬がスピード感のある季節だとしたら、
夏の白馬は、自然ともう一度呼吸を合わせるような季節です。
Paw Pow Zone に滞在すれば、白馬五竜の山麓から、湖へ、山へ、カフェへ、気の向くままに出かけることができます。
何も予定を入れず、キャビンで、風や木々の音を感じながら、のんびり過ごすだけでもいいのです。
白馬は、スキーだけの場所ではありません。
雪のない季節にも、一度訪れる価値があります。

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